なにはともあれ低血糖対策
副腎疲労さんの大半が低血糖の症状を感じたことがあるのではないでしょうか?
実は気づいていないだけで、低血糖になっていたり。
低血糖の症状は下記のようなものです。
すぐにお腹がすく
お腹がすくと体調が悪くなる
イライラする、焦燥感、不安感
緊張する、早口になる
手汗、冷や汗、脇汗をよくかく
無性に甘いものが食べたくなる
頭が働かない、ぼーっとする、ふらふらする
身体に力が入らない
手が震える
悪い夢を見る、寝苦しい
特に食後3,4時間で上記のような症状が出る場合、低血糖の可能性が高いです。
また、コルチゾールの量が低下する夕方15時〜18時や夜間に症状が出やすいです。
副腎疲労と低血糖症の関係
ところで、どうして副腎疲労があると低血糖症状が出るのでしょうか?
食事から摂取される糖は3時間ほどで血中濃度が低下します。
血糖値を維持するために、体内で肝臓や筋肉のグリコーゲンを分解して、糖を作り出します。
コルチゾールはグリコーゲン分解と糖新生のスイッチとして働くため、
コルチゾールの低下している副腎疲労さんは低血糖症状が起きやすいのです。
対策は?
低血糖は症状が辛いだけでなく、副腎や脳、自律神経にも負担がかかるため、しっかり対策しましょう。
ポイントは低血糖症状が起こる前に、補食すること。
私もかなり低血糖症状が強く、試行錯誤してきました。
よく言われるのが、2,3時間おきに小さなおにぎりを食べること。
でも本当に低血糖がひどかったときは、消化力がよっぽど弱かったのか、おにぎりでは間に合わなくて。
黒糖、はちみつ、くず湯ドリンク、酵素ドリンクなどを30分おきにちょこちょこ摂っていました。
ただ、問題なのが口腔内が酸性に傾くため、虫歯になりやすいこと(^^;
私は、食べたあとは水を飲む、キシリトールのガムを噛む、
フッ素入りの歯磨き粉を使う、電動歯ブラシでしっかり磨くなどで口腔ケアをしていました。
口腔用プロバイオティクスなんかも良いかも。
摂取する糖は、できるだけ単純な糖質を避け、質の高いでんぷん(お米、さつまいも、甘栗など)を選びましょう。
ドカ食いせずに、少量頻回で、ひとくちをよ~く噛むことが血糖値を安定させるポイントです。
最後に
根本原因のピラミッドは低血糖の海に浮いていると言われています。
低血糖対策をしっかりして、まずは治療に取り組める頭と身体にすること。
ただし、低血糖対策は対処療法。
ストレスをなくしたり、炎症を取り除いたりして、コルチゾールを浪費しない身体を目指しましょう!