「やりたいことをやる」ってどういうこと?
やりたくないことばっかりやっていると人は病気になってしまいます。
周りの人間、特に家族や母親の影響を受けて、自分では気づかない思い込みが形成され、自分で自分を苦しめます。
「我慢するのが当たり前」の前提で生きてきたから、本当に自分が「やりたいこと」が何かわかりません。
「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」を混同します。
私自身、もっと元気になるために「やりたいことをやる」の必要性は分かっていました。
でも、なんだか腑に落ちなくて行動に移せなくて。
最近やっと「やりたいこと」を形にできるようになってきたので、それまでの過程をお伝えしていきます。
1.本当の気持ちを感じる
「綺麗な家に住みたいか」と聞かれれば、ほとんどの人がYESと答えると思います。
では、「掃除が好きか」と聞かれれば、どうでしょう?
掃除って嫌いな人も多いと思います。
「綺麗な家には住みたいけど、掃除はやりたくない」のが本音。
でも「やらなきゃいけないこと」と「やりたいこと」を混同していると、「綺麗な家に住みたい」=「掃除がしたい」になるんです。
ここに完璧主義だったり、SNSの影響が加わるとさらに自分の気持ちが分からなくなります。
その行動をした時の心の動きを感じ取ってみましょう。
イライラしますか?楽しいですか?何も感じませんか?
2、「やりたくないこと」を知る
イライラする場合「やりたくないこと」です。
何も感じない場合「やらきゃいけないこと(=やりたくないこと)」です。
「やりたくないこと」を知ること、「やりたくない気持ち」を認めてあげることは
とても大切な過程です。
3、「やりたくないこと」と向き合う
でも、「やりたくないこと」だって、今すぐに全てやめることはできませんね。
だから、向き合い方を工夫します。
「綺麗な家には住みたいけど、掃除はやりたくない」のであれば、楽して綺麗を保つ方法を考えます。
毎日やっていたのを2日に1回にしても、それほど変わりません。
家族にお願いしたり、巻き込んでしまいましょう。
ルンバとか乾燥機とか初期費用はかかりますが、便利な道具に頼るのもありです。
外部に委託したって良いです。
何より少しくらい汚れてたってたいしたことない。自分の心や体の方が大切です。
そうやって「やりたくないこと」にかける時間や労力を減らします。
4、「やりたいこと」が見えてくる
今まで「やらなきゃいけないこと」で埋め尽くされていた日々に、ぽかんと何もない時間ができます。
ふと「やりたいな、やってみようかな」という気持ちが芽生えます。
5、今の自分を認める、周りに理解してもらう
それでも、身体の余裕がなかったり、環境が整っていなかったりして、「やりたいこと」ができるまでに時間がかかる場合もあります。
まずは、そんな自分を認めてあげましょう。
そして、本当に小さなことでいいので始めてみましょう。
「できなかったこと」ではなく「できたこと」に目を向けましょう。
自分の体調ややりたいことについて、周囲に話すのは勇気がいることだし、なかなか理解してもらえないときもあります。
でも言葉にしないと相手は分かってくれません。
理解してもらえなければ、何度も伝えるしかありません。
そうやって周りを味方にすることも大切です。
まとめ
私の場合、やりたいことができるようになるまでに1年位かかりました。
それまでに、住む場所を変えたり、働き方を変えたり、脳を書き換えたりしました。
そのおかげで、最近は「なんか私元気だな~」と感じることが多いです。
時間はかかったけれど、諦めずに勇気を出して行動して良かったなと本当に思います。